兄弟縛られ次男死亡 愛知・蟹江の民家

2009年5月2日 中日新聞 夕刊






 2日午後零時半ごろ、愛知県蟹江町蟹江本町海門の山田喜保子さん(57)方で、喜保子さんの次男で洋菓子店勤務の雅樹さん(26)、三男の勲さん(25)の2人が縛られて倒れているのが見つかった。雅樹さんは背中を少なくとも2カ所、刃物で刺されており、意識不明の状態で病院に運ばれたが死亡が確認された。勲さんも縛られ、首などを刺されていた。喜保子さんは不在だった。家の中を物色された形跡があり、県警は強盗殺人事件とみて捜査を始めた。

 県警の調べでは、家族は3人暮らし。2日未明、兄弟のうち1人が外出先から自宅に戻ると、もう1人が倒れているのを見つけた。その場で複数の犯人と出くわし、縛られたという。犯人は片言の日本語を話し、外国人だったとの情報もある。

 2日朝になり、被害者が会社に出勤しないことを上司が不審に思い、警察官とともに訪ねたところ、2人が縛られているのが見つかった。

 現場は近鉄蟹江駅北側の住宅街。


.