愛知の親子3人殺傷から1カ月、強盗目的の見方強める 県警

2009.6.1 19:03 MSN産経ニュース

 愛知県蟹江町の会社員、山田喜保子さん(57)方で、山田さんら親子3人が殺傷された事件は2日で発覚から1カ月が経過。3人の財布から紙幣が抜き取られており、蟹江署捜査本部は強盗目的との見方を強めている。

 現場に残されていたパーカは長期間洗った形跡がなく、犯人は決まった住まいを持っていない人物の可能性も出ている。

 事件は5月1日夜発生。捜査本部は、犯人は玄関から侵入し、居間にいた山田さんを殺害し押し入れに隠した後、帰宅した次男、雅樹さん(26)を背後から包丁で刺し殺害。さらに日付が変わった午前2時半ごろ、帰宅した三男、勲さん(25)を玄関付近で襲い、けがを負わせた、との見方だ。捜査本部は、2日午後0時20分ごろに駆け付けた署員が玄関付近で目撃した男が犯人とみており、犯人は約15時間現場に居続けたことになる。


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