殺人:自宅で26歳兄刺殺、25歳弟もけが 愛知・蟹江

毎日新聞 2009年5月2日 16時37分




遺体が発見された住宅の検証をする捜査員ら=愛知県蟹江町で2009年5月2日午後3時45分、竹内幹撮影


 2日午後0時20分ごろ、愛知県蟹江町蟹江本町の山田喜保子さん(57)方で、洋菓子店店員の次男、雅樹さん(26)が血を流して倒れ、会社員の三男、勲さん(25)がコードで両手を縛られているのを雅樹さんの上司と県警蟹江署員が発見した。雅樹さんは左肩付近に鋭利な刃物で刺された傷が数カ所あり既に死亡、勲さんも首を数カ所切られ軽傷。県警は蟹江署に捜査本部を設置し、殺人事件として捜査を始めた。

 捜査本部によると、雅樹さんは1階和室でうつぶせで倒れていた。勲さんは手を何重にも縛られていたが、署員らが訪れた際には自力で立ち上がって玄関のドアを開けた。事情聴取に「2日午前2時ごろ帰宅したら、玄関で後ろから男に襲われた」と話しているという。喜保子さんと連絡が取れていない。【福島祥】


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